『アンパンマン』と『千と千尋』

      何のために生きるのか?
      ヨハネ15章12~14節
 


 今日は、私たちは「何のために生きるのか?」ということを考えたいと思います。人間は何のために生きるのでしょう。
●「千と千尋」のポスター
 みなさんは映画『千と千尋の神隠し』(2001年7月公開の宮崎駿監督)を見ましたか?それはどんなお話でしたか?思い出しましょう。
 十歳の千尋(ちひろ)という少女が主人公です。はじめは全くやる気がない。その主人公千尋が、不思議の国に迷い込み、「奉仕」を通じて「生きる実感」を学びとっていくというお話です。
 その不思議の国では、生きる意欲のない人は、動物に変えられてしまう。千尋の両親はブタに変えられ、やがてブタであることに慣れていってしまう。
 しかし、千尋は、両親を取り戻すために、初めはいやいやですが、「奉仕して」「友を作り」「人を助けること」を通して、生きている実感、生きる喜び、「生きていてよかったな」という心を、一つ一つ味わいます。
 つまり、奉仕や友達づくりや人助けが、生きる喜び・感謝の気持ちを生むのです。意地悪い気持ちからは、生きる喜びは出てきません。


 聖書の中の、ヨハネによる福音書の15章12~14節に、こう書かれています。
「わたしのいましめは、これである。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない。あなたがたにわたしが命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。」
 人を助けること・人を愛すること・人に親切にすることは、とても大切なことです。でも、それを「自分ばかりが人にしてあげてばかりで、損をする」と考える人もいます。しかし、本当は、人に親切にしても決して損はしません。
 もちろん、初めはつらいこともあります。けれど、そうする人は、奉仕を通じて、千尋のように、少しずつ「生きている喜び」生きていてよかったという思いを実感できるからです。
 そうして、14節にあるように人は「イエス様の友となれる」のです。


 みなさんに、ある曲を紹介したいと思います。
●曲を流す。イントロのみ
Qさて、この曲は何でしょうか?そうですね。「アンパンマンのマーチ」です。アンパンマンについては、私より、みなさんの方がよく知っていると思いますが、もう一度、確認しましょう。
●アンパンマンのプロフィール
 さて、アンパンマンの名前は?・・・性格は?・・・仕事は?・・・特徴は?・・・得意は?・・・データー?・・・。
 では、「アンパンマンのマーチ」の歌詞をみてみましょう。
●「アンパンマンのマーチ」の歌詞
「そうだ、嬉しいんだ。生きる喜び。たとえ胸の傷が痛んでも」
 アンパンマンのお仕事は、みんなを助けることです。「たとえ、胸の傷が痛んでも~」自分が悲しくても、つらくても、みんなを助ける。それが、アンパンマンの「生きる喜び」「うれしさ」なのです。
 人を助けること、やさしくすることによって、私たちは「本当の生きる喜び」を味わうことができるのです。そのことを噛みしめながら、これをみんなで2回歌いましょう。

 今はアンパンマンのお話をしましたが、アンパンマンのお話のように、神様・イエス様も、私たちのために、多くの人を助け、これからも助けようとしています。そして、神様は、お互いに助け合うように、一人一人の人を創られたのです。
 ですから、みなさんも自分の近くで困っている人を見つけたら、助けてあげて下さい。そうすれば、この聖書にあるとおり、イエス様と同じ事をする人、つまり、神様の「命じること」を守るひと、「いましめ」を守る人が、イエス様の友になるのです。